前回のエントリーで「オメガ3脂肪酸」の重要性と、『アルガトリウム』が「スーパーオメガ3脂肪酸」であることをお話しました。
今回はそれを“細胞”という視点でお話したいと思います。
体内有機物の13%を占める脂質は、臓器、血管、細胞膜にあるとお話しました。
「人間には60兆個の“細胞”がある」というお話はよく聞かれる話だと思います。
これが減れば体は小さくなり、これがすべて死んでしまえば物理的に死亡ということになってしまいます。
しかし、仮に60兆個の“細胞”が全体で数を保っていたとしても、個々の“細胞”レベルでは単体で死亡したり、分裂したりしています。
“細胞”はそれぞれに寿命があり、例えば胃や腸の細胞は4日で細胞死となり、新しい“細胞”になります。
また栄養素などが不足して起こる餓死によっても細胞死が起こりますし、活性酸素によっても細胞死は起きます。
そして、最近の研究では細胞それぞれにあるDNAにおいても、何かおかしな情報が書き込まれたりした時に、自らが切腹のような形でおかしなDNAを含んだ細胞が増えないように自滅するようなことも起きていることがわかってきています。
細胞は普通に劣化しますが、細胞が死滅して減った分は、その情報が上手に伝達され、他の細胞が細胞分裂を起こして、数を合わせるようになっています。
しかし、この細胞分裂の際にも同じく劣化が起きます。
ノーベル賞を取った研究で、人間の細胞分裂は50回までというデータがあります。
つまり、50回の細胞分裂を終えると人間は死に至るという研究結果なのです。
人間の細胞はそもそもが寿命を持っており、細胞分裂にも上限がある、なので人間には寿命があるのです。
しかし、「スーパーオメガ3脂肪酸」の『アルガトリウム』は、細胞膜を変えます。
細胞膜にDHAがあるものとないもので、細胞分裂の結果が異なります。
細胞にあるミトコンドリアの数が、不健康な細胞では200~300しかありませんが、健康な細胞では1000~2000になります。
ミトコンドリアは細胞のエンジンで、ブドウ糖などを燃料にして細胞を動かします。
しかし、ミトコンドリアが働くと、活性酸素を出します。
活性酸素は人体に悪影響を及ぼすものですが、抗酸化物質としてビタミンCやビタミンE、あるいはSODといったものが活性酸素を退治してくれることで私たちは活性酸素に耐えることができています。
しかし、現代人の生活にはストレスが多く起きており、そのストレスによって活性酸素が除去しきれなくなります。
そうすると活性酸素は細胞の核を傷つけ、これがDNA情報を変えてしまいます。
先ほど少し触れましたが、DNA情報が変わった細胞は自分から死にます。
酸化ストレスによる老化(細胞死)と細胞分裂を繰り返すことによる老化が、人間を老化させて行きますが、「スーパーオメガ3脂肪酸」が細胞膜にあると信じられないことが起きます。
『アルガトリウム』を摂取した際の臨床データとして、酸化ストレスによる老化(細胞死)は71%が食い止められ、細胞分裂を繰り返すことによる老化は52%が食い止められたのです。
これを起こした理由は、また次の項でお話します。